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今回は、「ダイエット中の食事で食べてはいけないもの」を、食生活アドバイザーの視点から様々なポイントを押さえつつ詳しく解説していきます。
ダイエット中に食べてはいけない食事9選
ダイエット中の食事で気を付けるべきもの9選をご紹介します。絶対食べてはいけないというわけではありませんが、注意が必要なものが多いので是非読んでみてください。
①フライドポテトorポテトチップス
⑴理由
- フライドポテトの栄養素は、糖質と脂質が多く含まれており、他の栄養素(たんぱく質、ビタミン、ミネラル等)が少ない。
- 油で揚げているので,その分カロリーも高くなり、また、その上から塩や胡椒なども振りかけているため、よりカロリー過多になってしまうため。
- ダイエットだけでなく、脂質を多く取り過ぎてしまうことは生活習慣病を招く恐れがあるため、動脈硬化や高血圧など、様々な病気に繋がってしまう
⑵こういう時の食事にしよう
- ダイエット中においては、前述のとおり、食べるのを控えた方が良いですが、それ以外の食べるタイミングとしては、増量期中の食事の一瞬に食べる(少量が好ましい)場合やダイエットをしていない方で日常生活の食事で食べる(少量が好ましい)というのが唯一食べるタイミングです。
しかし、いずれのタイミングにおいても食べる量としては、1度にたくさん食べることを控え、少量を少ない頻度で食べるように心がけましょう。
②お酒
⑴理由
- 一概にお酒すべてが太ってしまうわけではなく、お酒の種類によって、ダイエット中には避けた方が良いものがありますが、糖分を多く含む種類が多いため気を付けて飲む必要がある。
- お酒を飲む際のおつまみにも注意が必要で、お酒を飲むことで、アルコール分解にエネルギーが使われてしまい、一緒に摂ったおつまみが代謝されずに脂肪になってしまい、太ってしまう。
ポイント
【ハイボール】
蒸留酒であるウイスキーを炭酸で割ったものなので糖質は非常に少ない。ハイボールとして割る際に、コーラ等を選んでしまうと当分を摂ってしまうので注意が必要です。
【ウイスキー】
ロックやストレートでも、蒸留酒のウイスキーをそのまま飲んでいるのでこちらも糖質は非常に少ないです。
【焼酎】
原料が麦や芋、米であるため、炭水化物だが、蒸留する過程で糖質がカットされているのでどれを飲んでも糖分は少ないです。
注意
【ビール】
糖質が多いので太りやすいです。また、アルコール度数が低いので大量に摂取してしまいやすいので注意が必要です。
炭酸が食欲を増進させて、ポテトなどの油っこいものや塩分が高いおつまみを一緒に食べることが多くなってしまうので、一緒に食べるものにも注意が必要です。
【ワイン】
白ワインは糖度が高いので太りやすいですが、飲むなら赤ワインを2杯ほどなら大丈夫です。赤ワインには「長寿遺伝子」を増やすといわれるポリフェノールが入っているので白ワインより身体に成分が含まれています。しかし、赤ワインでポリフェノールを摂ろうと思うとかなり飲む必要があるので飲み過ぎには注意してください。
【梅酒】
砂糖が大量に含まれているので太りやすいです。
アルコール度数も丁度いいくらいに飲みやすいので、飲み過ぎは禁物です。
【日本酒】
米からできた日本酒は炭水化物になるため、お米を食べているのと同じ状態になります。つまり糖分を多く含むため注意が必要です。
【カクテル系】
カシスのようなリキュールにはかなりの砂糖が含まれており、そこに果糖が多いものを入れたら糖質を摂り過ぎの状態になるため、注意が必要です。
⑵こういう時の食事にしよう
お酒を飲むときは、「水をたくさん飲む」、「マグネシウムを摂る」、「一緒に食べるおつまみに気をつける」、「たくさん何杯も飲み過ぎない」などを意識して飲むようにしましょう。
③カップラーメン
⑴理由
- カロリーが平均的に300~400kcalと決して多くはなく、たんぱく質や糖質、脂質も決してバランスが悪いわけではないが、小麦を使った炭水化物になるのでダイエット中は痩せづらくなってしまいます。
- また、添加物や加工食品等が多く含まれている可能性があるため、健康面にも決して良いとは言えません。
⑵こういう時の食事にしよう
- 増量期の小腹がすいたときに、寝る2~3時間前までに食べる
- 栄養面で偏りが出る可能性があるので、ダイエットをしてない方は、1週間に1~2回程で食事するようにしましょう。
④加工食品(ソーセージ等)
⑴理由
- ソーセージは糖質量が低いため、糖質を抑えるダイエットには取り入れられますが、脂質やカロリーは決して低くありません。糖質が低いからといって食べ過ぎてしまうと、脂質の摂り過ぎになり肥満につながるおそれがあります。
- また、塩分も多いため、むくみの原因になることもあり、ダイエット中は控えることをおススメします。
⑵こういう時の食事にしよう
ダイエット中にどうしても食べたい場合は,食べる本数を減らしましょう。1食あたり食べても1本から3本にし、動物性脂肪と塩分を極力減らすようにして食事するように心がけましょう。
⑤エナジードリンク
⑴理由
- 糖質、カフェインが多い
- 一時的な神経に対する覚醒作用で、集中力が増加したり、元気が出るように感じたり、力が出るような気がしますが、そんな効果はありません。
- あくまでエナジードリンクは清涼飲料水(ジュース)であり、健康増進ドリンクではない。
⑵こういう時の食事にしよう
短期的な集中をしたい方やスポーツ前に気分をリフレッシュしたい方は、飲んでもいいかと思いますが、飲み過ぎには注意が必要です。
⑥揚げ物類(コロッケ、メンチ等)
⑴理由
- 揚げ物が太る理由はいたってシンプルで、油を使っていてカロリーが高いからです。一般的に、お肉かお魚100gを揚げ物にすると、油の量が約10g増えると言われており、油の量と脂質の量は同じなので、脂質が10g増えるということです。脂質は、1gにつき9kcalなので、10g増えると、カロリーが約90kcal増えることになります。
- また、肉だけでなく他の食べ物を一緒に揚げて食べた場合、相乗効果でたくさんの油を摂取してしまうため、すぐに脂質の適量を超えてしまい、太ることに繋がってしまうからです。
⑵こういう時の食事にしよう
ダイエット中だけどどうしても食べたい場合は、食べる量とカロリーを決めて摂取するようにしましょう。また、増量中の方もやみくもに食べるのではなく、適度な量を摂取するように心がけましょう。
⑦甘いケーキやお菓子
⑴理由
ケーキやお菓子はカロリーが高いだけでなく、砂糖や脂質が多く含まれているものが多いため、注意が必要です。少しの量でも一日の摂取量を大幅に超えてしまう可能性があるため、ダイエット中は摂取を控えるようにしましょう。
⑵こういう時の食事にしよう
ケーキの八分の一サイズのカットを食べる場合は,2日に分けて食べたり、誰かと半分にしたりするなど、量を減らして食べるようにしましょう。甘いものは最初の1~5口食べると満足する場合もあるので、どうしても食べたい場合は工夫して食べるようにしましょう。
⑧ファーストフード
⑴理由
- ハンバーガーの場合だとパンだけでなく、お肉や卵・野菜なども入っているので、思ったより糖質量は多くなく、また、たんぱく質や食物繊維なども摂取できるので、食べてはいけないというわけではありませんが、ハンバーガーの種類によっては油を多く使ったものも多いため、注意が必要です。
- また、食べ過ぎや脂質の多い食べ物との組み合わせにも注意が必要です。ハンバーガー単体などの数値が低くても、ポテトや甘いジュースなどを一緒に摂取してしまうとあっという間に糖質や脂質の過剰摂取に繋がってしまうので、ダイエットを行うにおいては、PFCを一回で基準以上を摂取してしまう可能性があるので、適度な量と組み合わせを摂取するように心がけましょう。
⑵こういう時の食事にしよう
ダイエット中にどうしても食べたい場合は、ハンバーガーだけ頼んで、前述したフライドポテトや甘いジュースなどは頼まないようにしましょう。
⑨丼もの
⑴食べてはいけない理由
- 丼ものは通常のお茶碗のごはん(150g)より約100gも多く、ごはんに含まれる大量の糖質が血糖値を上昇させ、インスリンを分泌させます。このインスリンの働きにより、血液中の余分な糖は細胞に吸収され、脂肪に変換されて蓄積されることになり、太りやすくなります。
- さらに、丼物には脂質も多く含まれているので、消化吸収されて血液中を循環している脂質もインスリンの作用で身体中の細胞に吸収されてしまうため、太りやすいです。
⑵こういう時の食事にしよう
ダイエット中の食事でも、ご飯の量を減らすことで糖質を減らすことができます。並盛を小盛などに変えてみるのもいいでしょう。また、脂質が多い「牛丼」などよりも「海鮮丼」などを食べた方が脂質も少なく、様々なビタミンを摂取できるのでダイエットにはそちらの方がオススメです。
まとめ:ダイエット中の脂質と糖質の取り過ぎには気を付けよう!
最後に、今回の記事でお伝えしたポイントをまとめます。
- 油を大量に使った食事には気を付けよう
- お酒を飲む際は、蒸留酒の方が太りづらい
- 糖分は摂取する必要があるが、取り過ぎには気を付けよう
- ダイエットを楽しもう!!
ダイエットは短期間で行うことはできません。ある程度長い期間努力する必要がありますが、1つ1つの細かい積み重ねが自分の体を変えていくので、コツコツ頑張っていきましょう!
それでは、今回は以上です!
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