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本記事の信頼性
今回は、ダイエットを行う際の食事方法と運動内容を具体的に押さえつつ、「リバウンドしてしまう可能性があるダイエット」を徹底解説しています。
リバウンドしてしまう可能性があるダイエット13選
リバウンドしやすい、または太りやすいダイエットを理由と要点を細かく紹介します。
要点を理解することで、リバウンドしやすい傾向が掴めるため、是非ご一読ください。
春雨ダイエット
春雨は、芋類や緑豆から採れるデンプンをもとに作られ、糖質と炭水化物に分類される食材です。他の炭水化物と違い、茹でたら4倍の体積になるため、少量でも腹持ちが良く満腹感を得られます。
しかし、春雨は炭水化物なので糖分を含む食材です。低カロリーだからといって春雨ばかりを食べ過ぎてしまうと、摂取カロリー過多になり、中々痩せないどころか結果的に太ってしまう可能性があります
注意ポイント
・短期ダイエットは食欲を増進し、リバウンドする可能性があるため、長期的な期間で行うことで緩やかな減量効果があり、リバウンドしづらい。
空腹時の有酸素運動(ファストカーディオ)
有酸素運動は通常、グルコース(糖)をエネルギー源として使用するが、空腹時は低血糖のため、グルコースを使用できず、優先的に体脂肪を分解してエネルギーとするため、起床時などの空腹時の有酸素運動(ファストカーディオ)は、痩せやすいと言われています。
しかし、身体はファストカーディオの際に、足りないグルコースを生み出そうと筋肉源であるアミノ酸を分解してしまうため、筋肉の減少を招いてしまい、結果として基礎代謝の低下につながってしまいます。
有酸素運動は、「食事 → 無酸素運動(筋トレ) → 有酸素運動」の順番で行うのがダイエットには一番効果的です。
注意ポイント
・「食事 → 無酸素運動(筋トレ) → 有酸素運動」の順番がダイエットには一番効果的!
ファスティング(断食)
ファスティングは、断食のことを差し、順序に沿った正しい方法を行う場合は、減量効果が期待できます。
しかし、間違った手順や摂取をすると、体の中のエネルギーとなる糖質が不足し、代わりに筋肉に蓄えられているアミノ酸(タンパク質)を糖質に変えてエネルギーとするため、筋肉量が落ちて基礎代謝も低下するため、結果的に痩せにくくリバウンドしやすい身体になってしまいます。
また、長期の断食は、栄養失調を伴うリスクもあります。
注意ポイント
・栄養失調になってしまう可能性があるため、健康に注意のうえ行うこと。
サラダのみダイエット
野菜は健康に良いのは間違いないのですが、サラダ(野菜)のみを摂ることで、摂取カロリーを低くし痩せるというのは、逆に痩せにくくなってしまいます。
理由は、筋肉量が減ってしまい基礎代謝が下がってしまうからです。
最初の頃は、一時的に体重は減少しますが、同時に筋肉量も落ちてしまうため、基礎代謝も減ってしまい、次第に痩せなくなります。
また、痩せるためには糖や脂質などのエネルギーを使用し、脂肪燃焼をします。しかし、野菜のみでは糖や脂質などを多く摂取できないため、消費するエネルギーが次第に少なくなり、痩せにくく太りやすい身体になってしまいます。
注意ポイント
・代謝を維持するには、サラダと一緒にタンパク質を摂取する必要がある。
極端な糖質制限ダイエット
炭水化物(以下「糖質」という。)を摂取する必要はないと考えている方もいますが、大切な五大栄養素の1つです。
糖質制限によって最初は減量傾向になりますが、体内の糖質が減ってしまうと、体は筋肉を分解してアミノ酸に変えていくので筋肉量が減ってしまいます。
筋肉量が減ることによって、基礎代謝が低下し、瘦せにくく、リバウンドしやすい身体になってしまいます。
また、糖質不足になると、脳にエネルギーが行き届かずイライラしたり、集中力が無くなったり、吐き気やめまいなどの体調不良を起こすこともあります。
最初に痩せて嬉しくなり、「もっと痩せよう!」と炭水化物を抜いて、糖質制限をどんどんエスカレートさせないよう注意が必要です。
注意ポイント
・体内の糖質が減ってしまうと、体は筋肉を分解してアミノ酸に変えていくので基礎代謝が低下する。
・糖質過多はダメだが、自分の体に合った適量の糖質を摂取するように心がけよう。
辛い物を食べて汗をかく
辛い食べ物を摂取して汗をかくことで、体の水分量は減少し、体重も少し減少するが、直接体脂肪が燃焼されているわけではないので痩せる効果は薄いです。
また、辛い食べ物に含まれるカプサイシンには、脂肪を燃やす効果があると思われていますが、直接脂肪を燃やす効果はありません。主に脂肪を燃やす効果を補助する役割があり、脂肪を燃やす効果の環境を体内で作ってくれます。
しかし、摂取しすぎると健康を損なう恐れがあるため、取り過ぎには注意しましょう。
注意ポイント
・カプサイシンには、脂肪燃焼を体の内側から補助する役割があるが、過剰摂取は体に良くないため、適量を摂取しましょう。
エステマッサージに頼る
エステマッサージや細身エステに通うことで、一時的にウエストや二の腕などが細くはなったりします。
また、血行促進されてリンパの流れを良くして、老廃物や余分な水分によるむくみを解消するデトックス効果もあるため、健康上はとても効果的です。
しかし、直接の脂肪燃焼効果はなく、一時的に細くなったとしても通っていく中で段々と細くなっていくため、一回や数回などでは結果はでにくい可能性があります。
エステマッサージや細身エステ自体は、少々のカロリー消費や基礎代謝の向上が期待できるため、バランスの良い食生活や適度な運動を摂り入れることでダイエットの効果が相乗的に良くなります。
注意ポイント
・デトックス効果もあるため、健康上はとても効果的
・エステ + バランスの良い食生活 + 適度な運動 = ダイエットの効果が高い
ダイエットサプリメントの多くの服用
市販のサプリメントでは、「脂肪燃焼系」、「吸収阻害系」、「食欲抑制系」など、種類がたくさんありますが、いずれにしても「運動せずに好きなだけ食べても、サプリメントを飲み続けるだけで痩せる」という内容を掲げています。
結論からお伝えすると、ダイエットサプリメントのみで痩せることはできません。
脂質を吸収しづらい作用、糖質を全くカットしてしまう作用などのサプリメントがありますが、それと同時に他の栄養素もカットしてしまう作用も含まれている可能性もあります。
また、食事は5大栄養素をバランスよく摂取することで体の健康を保つことが出来ます。糖質や脂質などを太りやすいからといって、「摂取しない!」としてしまうと逆に健康を害し、栄養失調になってしまう可能性があるので本末転倒です
あくまでも、健康的な食事、運動と一緒にサプリを飲んでいくことで、ゆるやかに痩せることが期待できます。
注意ポイント
・必要な他の栄養素までもカットしてしまう可能性がある。
・健康的な食事、適度な運動と一緒にサプリを飲むことで痩せることが期待できる。
〇時以降食べないダイエット
よく芸能人の方が「18時以降は食事しません!その代わり、18時前に食べれば、どんなに食べても太りません」と言っている方を見かけますが、そんなことはありません。
18時より前に、一日の適切な摂取カロリー以上を摂取した場合でも、純粋に太ります。
また、仕事の都合などで18時を超えて帰宅した場合に「18時以降は太るから食べない」としてしまうと、一時的にその日の夜から次の日にかけて体重は減るものの、筋肉量や基礎代謝も同時に減ってしまうため、逆に痩せにくくなってしまいます。
食事が遅くなってしまった場合は、消化に良いもの(お粥やうどん、雑炊など)を摂取するように心がけましょう。
基本的には、食べたものが消化されるまでには2~3時間はかかるため、身体に負担をかけないためにも寝る3時間前までには食事を終わらせるように心がけましょう。
注意ポイント
・食事する目標時間を過ぎてしまったからといって、食事をしないのは一番NG!
・寝る直前に食事したい場合は消化に良いものを食べよう!
サウナダイエット
サウナによって、汗をかいて水分が抜けて、一時的に体重は減りますが、直接脂肪を燃焼されているわけではないため、サウナのみでダイエットすることはできません。
サウナ自体は、少々のカロリー消費や基礎代謝の向上が期待できるため、バランスの良い食生活や適度な運動を摂り入れることでダイエットの効果が相乗的に良くなります。
注意ポイント
・サウナ以外にも、バランスの良い食生活 や 適度な運動を摂り入れた方が ダイエットの効果が高い。
1,000kcal以下ダイエット
「一日の食事を1,000kcalにしたら痩せた!」といった方を見掛けますが、体重が減ったのは、ただ単に摂取カロリーが少なくなったため、体重が減少したに過ぎないです。
偏った栄養ばかりを摂取してしまうダイエット、極端なカロリー制限によるダイエットは健康を壊し、さらには、体の基礎代謝を低下させ、痩せにくい体を作ってしまう原因になります。
健康的な食生活を送ることが、ダイエットでは必須となります。
注意ポイント
・極端なカロリー制限によるダイエットは、体の基礎代謝を低下させ、逆に痩せにくくなる。
・無理に1,000kcal以下にしなくても、食事の栄養バランスと運動を考え、消費カロリー>摂取カロリーを守れば痩せれる!
お菓子ダイエット
SNSなどで、「お菓子は、ご飯などの炭水化物に比べて、質量が軽いから一日の摂取カロリーさえ気を付ければ痩せる!」と誤解される方がいます。
ダイエットにおいて、食事の質量(重さ)は関係ないです。
食事後に質量分の体重は増えますが、大事なのは食事の栄養素です。
お菓子は、脂質や糖分を多く、また、筋肉維持に欠かせないタンパク質が少ないため、体に脂肪がつきやすいのが欠点です。
一方で、栄養バランスの摂れた食事は、脂質や糖分は少々あるものの、お菓子に比べタンパク質を多く摂取できるため、基礎代謝を維持し、痩せやすい身体を作ることが出来ます。
注意ポイント
・お菓子は、脂質や糖分を多く、体に脂肪がつきやすい
「水」だけダイエット
「水」だけダイエットで、リバウンドしてしまう原因は、栄養不足による過度な食欲が出てくるのとホメオスタシス(恒常性)による体を一定に保つ作用によって痩せにくくなってしまうことが原因です。
最初は一時的に体重が落ちていきますが、長い間「水」だけを摂取すると栄養不足に陥ってしまいます。これにより身体は栄養を欲し、食欲を促してしまいます。
当然ですが、私たちは食欲をコントロールすることは極めて難しいため、細かく間食したり、「カロリーが低い食事なら太らない!」と低カロリーの物を好んで食べてしまいます。
また、その食事では空腹を補うことが出来ないため、細かい間食などを繰り返すうちにカロリー過多になってしまい、リバウンドしてしまいます。
また、ホメオスタシスとは人間が身体の内部環境を一定に保とうとする機能のことをいい、身体に栄養がない場合は、体重減少に抵抗するため脂肪を蓄えようとしたり、体温が上がった場合は汗をかいて体温を下げる働きなどがあります。
この働きにより、栄養が足りてない場合や体重が著しく減少した時は、消費カロリーを少なくし、摂取カロリーを多くしようと働くため、この状態に通常のカロリーがある食事を摂取すると通常の体重以上に太ってしまう、つまり、リバウンドしてしまうことになります。
注意ポイント
・「水」を飲むこと自体は、自律神経を整え、腸内環境を良くするなど良い面もある。
・人は1日に約3ℓの水を必要としているため、食事と運動と一緒に「水」を摂取することが大事!
リバウンドしないダイエット
リバウンドしないダイエットは以下の4つを心がけることが成功の鍵となります。
ポイント
・栄養素のバランスがある食事と7時間以上の睡眠を摂ろう。
・無酸素運動の後に、有酸素運動を行い、燃焼効率を上げよう。
・ダイエットは、長期的に楽しく行いましょう。
気を張り過ぎることはありませんが、長い期間にわたって徐々に減量していくことが大切です。
まとめ:ダイエットは規則正しく生活することが、痩せやすく、リバウンドしにくい!
今回は、「リバウンドしてしまうダイエット13選」をテーマでお話してきました。
最後に、ダイエットを成功させるために、気を付けたいポイントを以下の4点でお伝えします。
- 極端な食事制限や偏った栄養バランスの食事は、逆に太るため避けよう。
- 体重を減らすと同時に、基礎代謝も低下しないように気を付けよう。
- SNSで流行っているダイエットは、危険な可能性があるため気を付けて取り組もう。
- ダイエットは、短期間で行わないようにしよう。
ダイエットの効果を早く出したいがために、焦ってしまう気持ちはわかりますが、長い目で徐々にボディメイクしていくことが心にも体にも健康に良いので、余裕を持って取り組むように心がけてください。
痩せるダイエットについては、下記の記事にてご紹介しています。
【成功するダイエット】食事方法と運動内容を理解して実践するだけで痩せる!【簡単】
今回は以上になります。